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2017.11.24
みんな大好き!Ankerのカタログ値5000mAhモバイルバッテリー「PowerCore Slim 5000」の充電・放電容量を測定してみた(2017年の物欲その62)
購入したのは↓
見た目は文句なしです。5000mAhとは思えないほど小さくて薄い!
前回測定して↓面白かったので、今回購入したモバイルバッテリーも測定してみました。
購入して2回ほど使用&充電を繰り返した後の測定になりますのでほぼ新品です。
↓箱
↓全部使い切った後に前回記事と同じAnkerの充電器で充電してみました。
前回試したモバイルバッテリーは1A程度で充電されたのですが、このAnkerのモバイルバッテリーをつなぐと0.4A程度でしか充電されません。急速充電出来ないような仕様なのでしょうか?説明書は読まずに食べた捨てたので不明ですw。
充電終了後の挙動も前回測定したバッテリーと異なります。前回測定したバッテリーはストンと0mAまで落ちたのに対してこのバッテリーはゆるやかに電流が減っていき、50mAh程度は流れ続けています。満充電までに合計で4800mAhでした。
↓放電、前回と同様に3Dプリンターの印刷ヘッドのヒーターにつないでいます。前回と同様に1A程度流れています。このAnkerのモバイルバッテリーは「最大2Aで使用可能」と書いてあるので、この1Aという電流は非対応機器の最大値?それとも印刷ヘッドのヒーターの抵抗値による電流値なのでしょうか?
4.85V程度とこの前のバッテリーよりも高い数値が出ていて、電圧の変動も無く安定して放電されています。結果的に3502mAh放電されました。4800mAhで充電して3502mAh放電出来たので効率は72%、「5000mAh」というカタログスペックから見ると70%でずいぶん少ないです。う〜ん、こんなもんかね。そのうち消費者団体に目を付けられて測定基準が出来たりといつもの流れになるんでしょうか?
しかし、この前測定した1年使用のバッテリーが5056mAhまたは4500mAh→2929mAhで、使えた電力量は投入された電力量の57〜65%でしたので、それよりは良い感じ。
次は怪しげな激安バッテリーでも買って測定してみるか?w
Category:商品購入レビュー
コメント
いいっすね!=10
001 [11.24 11:21]ぬるぽ:可能なら、古いモバイルバッテリーの回路がどんな仕組みで動作しているのか、中身の回路を見せてほしい。 ↑
002 [11.24 11:39]むてぃー@Au:昇圧した分ロスしているのでは?7割ならそんなもんかなと ↑
003 [11.24 11:43]hage@Au:「○○mAhとは思えないほど小さくて薄い!」というバッテリー、私もよく買いますが、体感的に容量は少ない気がしますw ↑
004 [11.24 11:54]hage@Au:パナソニックの円筒セルとかのスペックでも、3400mAhとか言ってるのは3.7Vでの値なので、これを使ったUSB出力のモバイルバッテリーも、カタログ値は3400mAhと謳うけど、5V出力では7割がいいとこでしょう。 ↑
005 [11.24 15:34]ふぇちゅいんさんふぁん(ゆるりゆラリー)★71:搭載バッテリーの容量が5000mAhってだけで、その数字だけに踊らされ過ぎ。どれだけ電気を使えるのかを知りたいのなら、電力で換算しないとね。中学校で習ったように、電力=電圧×電流。取説には「Capacity 5000mAh/19.25Wh」とあって、この19.25Whがそれ。 ↑(1)
006 [11.24 15:39]ふぇちゅいんさんふぁん(ゆるりゆラリー)★71:もっとも、それなら内蔵電池の電圧が3.85Vかと言うと高すぎな気がするし、19.25Wh÷4.85V=3969mAh とふぇちゅいんさんの測定値(3502mAh)に対して近すぎ(変換諸々ロスが10%と少なすぎ)なので、実際にはカタログスペックの「5000mAh」は逆サバ読んでる気がします。 ↑
007 [11.25 10:14]匿名さん@Dion:2A出す場合って機器側に細工しないとダメだったはず。しかもiOSとAndroidで仕様が違っていて、片方しか対応していないものもあるんから、面倒なら下駄挟んでみると良いかも。あとよくあるのはケーブルが2A対応していないパターン。前回の記事見ると巻取り式のUSBケーブル使っているぽいからまず対応していないと思われ。 ↑(1)
008 [11.25 10:41](★1@Biglobe:容量デカイ中華セル燃えそうで怖い ↑(3)
009 [11.25 11:47]ふぇちゅいんさんふぁん(ゆるりゆラリー)★71:この手の薄型バッテリーは、リチウムイオン電池じゃなくリチウムポリマー電池が使われているはず。「5000mAhとは思えないほど小さくて薄い」の通り、エネルギー密度がリチウムイオン電池より高いのが特徴(お値段も、高いですよね)。構造的に比較的安全、かつ日本しか製造できなかったはずだけど、今は違うかも。 ↑(5)
→カテゴリー:商品購入レビュー(記事数:184)
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