親が定年後、農家になった話の続き。

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↑B


2010.06.06

親が定年後、農家になった話の続き。

うちの両親が定年後に農地を借りて、農業を始めた話の続きです。これまでの経緯はここ。年末にイチゴオブジェを送ったりしましたが、週末に実際の農業はどうなっているか、見に行ってきました。老後の参考に(^−^;

  • 現状はトマトのハウス1棟と、イチゴのハウス1棟
  • イチゴハウス1棟で、昨年の12月から出荷を始め、現在7ヶ月目。総売上100万弱。苗、肥料、ミツバチなどの経費は15万円ぐらい。
  • トマトハウスはもうすぐ出荷開始、昨年は1棟で40万円売り上げ。
  • トマトは収穫期間が2ヶ月しか無いが、イチゴは7ヶ月ずっと収穫できて儲かる
  • イチゴは地面に植えているが、腰が死ねる。2棟目からは高い位置に植える方式予定。
  • イチゴハウスの設備費は1棟450万円。1棟目は農家を止めた人からゆずってもらった。今年、さらに2棟増やして3棟体制にする予定だが、自治体の補助制度があり、半分補助が出る。
  • イチゴはもうすぐシーズン終わり、気温が上がり甘さいまいち。形の悪いやつとか増えてきたので、ジャムとして多く出荷している(うちの妹は調理師)
  • 一時期、野ネズミが発生して出荷出来ない時期があった。野ネズミはイチゴの種だけ食っていくらしい。あとは「うどん粉病」との戦い。
  • イチゴハウスは収穫6ヶ月、その後、土のリセット、苗作りなどで、他の作物は作れないが、トマトハウスは、収穫後にキュウリなど他の作物を栽培して出荷していたそうだ。
  • ハウスは暑くなりすぎたら天井を開けて温度を下げるための仕組みなど色々、仕掛け多数。
  • 余った土地に出荷するトマトとイチゴ以外の作物も多数栽培し、この1年間ほとんど野菜を買うことは無い。
  • 路地栽培(ハウスの外)では、本当に虫との戦い。露地栽培と書かれた綺麗な野菜が売っていたら、そうとう薬を使っているのかもしれないとのこと。
↑イチゴハウス↑トマトハウス
写真撮影はウィルコムBAUM(WX331K)。色とコントラスト補正。

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