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2018.03.15
「肥料」とか古い。窒素肥料を作り出す「微生物」を畑にまく時代へ
空気中に山ほどある「窒素(N)」ですが、これを植物、動物が使えるよにするには「窒素固定」という化学反応でアンモニア、硝酸とか、二酸化窒素とか、窒素原子(N)を含む分子に変換する必要があります。
この「窒素固定」を行える生物はなぜか非常に限られていて、一部の細菌のみです。有名なところではマメ化植物の根には「窒素固定」を行える微生物が共生しています。
「合成生物学(生命を遺伝子配列でデザインする)」の技術を使って、窒素固定を行い、肥料のかわりに畑にまける新しい微生物を作り出そうとする研究が進められているようです。
自然界で窒素固定を行う生物が限られているのはどういう理由からなんだろう?
Category:植物栽培・自宅で大規模水耕栽培
コメント
いいっすね!
001 [03.15 17:38]hoge:根粒菌の飼育費が要るから、窒素が制約要因になってる土地以外では競合と比べて不利なんじゃん。 ↑
002 [03.15 20:31]りうかver八戸人★1@Au:単に窒素固定よりも脱窒が少ないからでは? ↑
003 [03.17 00:14]ななしさそ★43:N2分子が三重結合でそう簡単にバラせない(根粒菌の窒素固定ではATPをだだ使い)からこそ、比較的希少な元素としてアミノ酸構成要素他重要な生体内分子を担っていると理解しています、窒素。で、この手の微生物は相当昔からやられていて、自然界にも相当の種類の窒素固定可能な微生物が居るらしいですが、主要微生物として大量に集められた試しがホント無く。 ↑
004 [03.17 00:18]ななしさそ★43:因みに現時点で地球上の生き物…違った、作物(主にマメ科)が固定するのと同じ量の窒素をハーバーボッシュ法でアンモニアにしていたと記憶。アレは燃料食うから低エネルギー窒素固定は結構研究されていて、そろそろ実用に持って行けるくらいになったんじゃないかな? ↑
→カテゴリー:植物栽培・自宅で大規模水耕栽培(記事数:100)
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