九州電力と川崎重工、代替フロンを使い80℃以下の地熱で発電出来る小規模発電の実証試験

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↑B


2011.09.02

九州電力と川崎重工、代替フロンを使い80℃以下の地熱で発電出来る小規模発電の実証試験

通常の地熱発電は150℃の地熱が必要だそうですが、代替フロンを使うことで80℃の地熱で発電を可能にするそうです。離島などでの利用に期待とのこと。

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コメント

いいっすね!=4
001 [09.02 09:51]hoge@So-net:低温で発電するシステムって、むかーしからアンモニアとか使ったやつがあるけど、温度低いから膨張率が低くて結局タービンが効率的に回らず、低効率でぜんっぜん採算取れないんだよねー。水と違って、液を少しもお漏らししちゃいけないから、水より管理コストが激増するし。 (1)
002 [09.02 11:31]ぬるぽ☆@Prin:そっか、熱源は温泉以外でも低い熱エネルギーで利用可能なんだ。 (1)
003 [09.02 13:04]hoge@So-net:そうだよ。理想的な話で言えば、あらゆる廃熱が対象となりうる技術。(コ・ジェネレーション技術)ただ、蒸気タービンには「単に蒸気にすればいいという話ではなく、その蒸気が高温であれば高温であるほど高効率」という本質があるので、低温熱のタービン利用は採算合わず、現状としては、低温熱は給湯利用しかないんじゃね?となっとる。個人的には、ヒートポンプ噛ましてタービン駆動自体は水蒸気使ったほうがまだ将来性あるんじゃないかと思ってるが、現状、ヒートポンプ使う技術も散々たる状態。 (1)
004 [09.02 14:44]ほうほう・・・:ゼーベック効果のあるデバイスが低価格で大量生産できるようになれば、低温だろうが高温だろうが、温度差さえあればって話になるのだけどねえ・・・
005 [09.02 16:08]hoge@So-net:低熱の場合、熱源との接触面積を広く取らなければ発電量が上がらんけど、フロン等の熱媒との接触面積を広く作ればいいタービン式と比べて、熱電発電は、大量のモジュール自体が熱源と広面積で接触する必要があるので、筋としてはまだ熱媒使う方式のほうがマシなのかなあと。。。ちなみに熱電発電モジュールは、(冷熱側が発熱するので)冷却装置が無いとすぐ温度差が無くなって発電が止まっちゃうため、実は「どこでも発電」的な用途は、ちと厳しい。
006 [09.02 17:54]@Biglobe:>>004 熱電素子使ってもカルノー効率からは逃れられない罠 低温では効率悪い
007 [09.02 18:42][]@NetHine:昔は大規模=善っぽいイメージで小規模発電を効率が悪いと切り捨ててたけど今はそれで良くなってきた。技術は大して進んでないのに社会がそれで良しとするようになったんだね
008 [09.02 22:04]004:>>005,006 色々と指摘ありがとう。少し書き足りなかったなあ。ゼーベック効果のあるデバイスで大規模な発電所を構築するのではなく、大量生産されたデバイスを各所に配置して分散型の発電システムを作れればって思ったのだけどね。そしてそれをスマートグリッドでつなぐ。開発にどんだけ金かかるのって話だけどw 
009 [09.02 22:04]004:夢物語ついでに、もう一つ。仮にゼーベック効果を持つ素子を半導体チップ内部に組み込めるとチップ内部の電圧ドロップ対策も取りやすくなり、電源設計もしやすいものになるのかなあ。。。消費電力そのままで性能もアップするかもしれんし。
010 [09.02 23:19]FC岐阜がんばれ@Asahi-Net:八丈島は東京電力の地熱発電所でかなり賄えてるんですよね。周りの島は火力なのに。実際に見に行ったことがあります。観光ついでに。


011 [09.03 01:42]hoge@Plala:>>008 それ、わかってた上で、後半部分を書いてました。熱電発電は、冷却機構がカギというか必須となるので、分散型の配置をするためには、比較的面倒な冷却機構(水冷装置とかそれなりにデカいヒートシンク)を作り込む必要があって、パネルだけ置いときゃ発電できる太陽電池とかよりも面倒というか、設置できる条件が限られちゃうんです。変換効率もあんま良くない(低温度差だと、わずか数パーセントとか)ため大量にモジュール必要でサイズ大きくなっちゃうし、モジュール多くなると、冷却装置も併せて大きくなっちゃうと。
012 [09.03 19:40]004:>>011 冷却機構がカギというか必須 < 006さんのカルノー効率ってやつですね。自動車のエンジンとか、排熱している近くならば使い道があるかなあ。。まあ、設置できる所は限られるのはご指摘の通りですね。

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