日立のICチップがついに75μm×75μm×7.5μmという超小型になっている(ニュースリリース)

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2009.06.04

日立のICチップがついに75μm×75μm×7.5μmという超小型になっている(ニュースリリース)

ミリ単位で書くと0.075mm×0.075mm×0.0075mmなんだが、この技術を応用して脳の研究したら楽しそうだなぁと思う。もともとのこのICチップは電波を受けて特定の信号を発するのが役目だが、付着している神経細胞の活動状態によって信号を出すようなチップにすれば脳の活動状態を詳しく解析出来るはず。

駆動エネルギーとして弱い電場をかけるぐらいは必要かもしれないけど、現在、有線で脳に電極を刺して行っている研究なんて、多くても100個程度の脳神経の動きをトレースするのでせいいっぱいだから、大きなブレイクスルーになるはず。

ただ、攻殻機動隊やナデシコwの世界みたいに注射するだけで脳にナノマシンを送り届けるには、まだまだサイズがデカイ。あれを実現するためには大きさを0.1μm以下にする必要があるな。ただ、現状でも例えば上記の機能のチップを運動野に直接注射ででも投与して神経が損傷して身体に麻痺がある人の手足を動かすなんて用途には十分使える可能性があるんじゃないかと。

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コメント

いいっすね!=3
001 [06.04 21:10]こたつ★23:ナデシコのって、あの手の甲に埋め込んでるあれですかね? (1)
002 [06.04 21:23] :パーキンソン病とかの回復治療のために電脳化は始まるのかも。サイバーな雰囲気じゃなくて (1)
003 [06.04 22:11]カーク:ナノマシンと細胞外マトリックスと、どちらが希望があるか、又は棲み分けになるのか、今後の医療が楽しみ!細胞外マトリックスがあれば、素子も義体にする部分が減っていたかも(^_^;)http://labaq.com/archives/51000558.html (1)
004 [06.04 22:57]体に埋め込む物は:価格より信頼性を重視する人が多数派だろうから、ブランドを早期に確立すると韓国・台湾メーカーの安値攻勢に対抗できますね〜。
005 [06.04 23:45]123★2:体内に埋め込んでもMRIやレントゲンで一発で回路が焼き切れそう・・・。
006 [06.05 09:01]mako★11:世の中には難病と言われる物が一杯。少しでも軽く出来るために技術を使って欲しいね。
007 [06.05 15:19]neko★1@OCN:>もともとのこのICチップは電波を受けて特定の信号を発するのが役目>発表資料のどこにも「RF-IC」とは書いてないんですけど・・・。ここで言ってるICチップは、単なる認証モジュールでRF機能は持ってないと思います。

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