国民皆保険にとどめを刺す桁外れの高額がん治療薬医療の費用対効果を真剣に考える時代がやってきた

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2016.08.02

国民皆保険にとどめを刺す桁外れの高額がん治療薬医療の費用対効果を真剣に考える時代がやってきた

 抗PD-1抗体であるオブジーボはこれまでに無い治療効果と、根治する可能性あるけど年間3600万円。出たばかりだけど最大50%の薬価引き下げが検討されているらしい。またあまり知られていないけどオブジーボとまったく同じ効果があるはずのMSDのpembrolizumabという薬がもうすぐ承認されるはず。

 先週ちょうど学会に参加していましたが、オブジーボに留まらず凄まじい薬価が付きそうな革新的がん治療薬が今後続々と出てくる見込み。どれもこれも身体の免疫をスーパーサイヤ人モードにして、がんを駆逐するんだけど、副作用がウケるほどヒドイ傾向にあるのがポイント、患者の半分でグレード3の副作用って何だよwww、しかしこれまでの抗ガン剤と違い、最近の薬はがんを根治しうるから難しい判断。

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コメント

いいっすね!=1
001 [08.02 11:24]適応が:悪性黒色腫だけの時は大した患者数じゃなかったけども、非小細胞肺癌に承認されてからヤバイです。とりあえずタバコ1箱1万円くらいにしたらどうだろう。 (1)
002 [08.02 11:38]ふぇちゅいん(管理人) TW★59:>>001 すげー面白い話だと思うんだけど、喫煙者の肺癌はDNA変異が多くて非喫煙者の肺癌よりもオブジーボで治りやすいってさ。
003 [08.02 12:28]とくとく@Biglobe:いっそのこともっと値上げしてその分研究費に回した方が良くね?
004 [08.02 17:17]hoge:タバコ起因の癌患者が治療薬を有意に多く利用するなら、受益者負担ということで、負担費用の増分相当をタバコの価格に転嫁するので、いいんじゃないかい。に効きやすいなら、治療薬の費用負担は、タバコ消費者の負担ということで、タバコの価格にあらかじめincludeしとけば健康保険からは
005 [08.02 21:57]ななしさそ★37:初期のトンデモナイ薬価は悪性黒色腫の患者数が少ない、から逆算した薬価だったのに、非小細胞肺がんにそのままで承認で対象患者数が爆発的に増加してそのままは無いだろ、でなかったですか?、薬価下げの理由付け。正直半額でもまだまだ大盤振る舞いだと思いますが。経済的な事言うなら第三者機関が新薬研究開発の費用査定をして、適用される患者数、年数7年くらいで割り返した値段で薬価の査定、…まぁ無理ですなw あんまり調子に乗ると新薬承認のハードルが激上がりになって自分の首絞める気もしますが、製薬メーカー。
006 [08.03 00:17]天安門事件@InfoWeb:>>005 自分もそう記憶してます。そのせいで、薬価改定の頻度を上げる(毎年?)って議論まで出てきましたね。
007 [08.03 11:49]uspkt@OCN:>>002 それは統計のマジックと言うか、喫煙者はオブジーボで治り易い癌を発症する可能性が極めて高く、非喫煙者はそもそもそのタイプの癌は発症し辛い、つまり、喫煙者は本来発症しないはずの癌をどんどん発症してるって意味じゃない?
008 [08.03 12:09]ふぇちゅいん(管理人) TW★59:>>007 その通りです。タバコにメリットがあるわけじゃないです。オブジーボは、タバコ、紫外線、優雅物質などを原因とするがんによく効くって話です。

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